日焼け止めを塗っても赤くなるのは近赤外線のせい?近赤外線ってなに?

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日焼け止めを塗ってるのに皮膚が赤くなったりするけど
日焼け止めがちゃんと塗れてないのかな?
やっぱり夏は強力な日焼け止めを使うべき?


日焼け止めは塗りむらや塗り直しをしないと効果が薄れて日焼けしてしまうこともありますが、日焼け対策をしてるのに肌が赤くなってしまうのは紫外線以外の太陽光線のせいなのです。

紫外線対策だけで太陽の光を浴び続けていると『光老化』するかも…。


光老化ってどういうこと?
紫外線以外の太陽光線って何なのか?
光老化しないためにはどうしたらいいのか?をまとめてみました。

光老化ってなに?

太陽光線を長時間、無防備に浴びると肌の光老化がおこります。

肌の光老化は年齢を重ねて生じる自然(生理的)老化とは異なるもので、肌がくすんできたり、張りがなくなってきて、しみ。しわ、たるみとして現れ、さらには皮膚がんが生じることもあります。

引用元光老化啓発プロジェクト

紫外線で日焼けしたことで起こるしみやしわも光老化ということですね。
しかも肌の老化は自然老化が2割、光老化が8割と言われています!

老化のほとんどは太陽のせいだったなんて…。
もう絶対、日焼けしたくない!

でも、紫外線以外にも太陽光線には種類があるようなので太陽光線の種類についてみていきたいと思います。


太陽光線の種類

太陽光には紫外線可視光線赤外線の3つ種類があります。

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実は太陽光に含まれる紫外線の比率はたった10%で、40%が可視光線、50%が赤外線です。
可視光線はその名の通り目に見える光線のことです。
そして可視光線に近い赤外線を近赤外線と言いますが、この近紫外線が光老化に大きく関係しています。

近赤外線で光老化する

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近赤外線は紫外線(UV-A、UV-B)よりも波長が長く、真皮の下の筋肉や脂肪にまで届きます。
紫外線を浴びると肌が赤くなったり、黒くなりますが、近赤外線を浴びると発汗、赤ら顔、発熱、しわ・たるみなどを引き起こします。

近赤外線が肌に当たるとどうなるのか?

近赤外線は波長が長く筋肉や脂肪にまで届きます。
そこで活性酸素を作り出し、血管が広がるため皮膚が赤くなり炎症を起こします。
これは紫外線も同じなのですが、近赤外線はさらに、MMP1や炎症性サイトカインという物質の分泌を促します。

このMMP1と炎症性サイトカインはコラーゲンを分解してしまうので、肌のハリが失われ、近赤外線が蓄積することで肌の老化が進み、シミしわたるみの原因になるのです。

太陽光の半分は近赤外線なので、肌を老化させないためには紫外線対策だけではなく、近赤外線対策も必要です。

近赤外線は悪いことばかりではない?若返りやガン治療としても注目されている

ここまで読むと近赤外線に対していいイメージはないと思いますが、波長や照射をコントロールすることで逆にシミやシワに効果的な美肌治療器に使われていたり、ガンの治療としても注目されています!

でも、エステやがんの治療で使う場合は太陽光よりもはるかに弱いものなので太陽光を浴びる場合はやっぱり対策が必要です。


近赤外線対策するには?

近赤外線対策は基本的には紫外線と同じです。

  • 長時間日光を浴びない
  • 日傘、帽子、サングラス、日焼け止めで防ぐ
  • ビタミンで体の中からダメージを受けた肌を回復させる。
  • しっかり保湿をする。

近赤外線対策にはやっぱり保湿も重要

お幅の皮脂や髪の毛を覆っているケラチンは近赤外線を反射する性質があります。
なので夏は特に汗をかいたり、皮脂の分泌が多くなるので洗顔料を使ってしっかり洗いがちですが、洗い流しすぎに注意です。
保湿をしっかりして肌のバリア機能を整えてください。

保湿をする場合は抗酸化作用に効果があるものが特にオススメです。
(詳しくは下の方で紹介しています。)


普通の日焼け止めでは近赤外線は防げない⁉︎

現在販売されている日焼け止めのほとんどは、紫外線に対するものなので近赤外線にはあまり効果がありません…。
まだ研究段階なので数は少ないですが、近赤外線に対応した商品も販売されているので近紫外線をカットするには対応した日焼け止めを使いましょう。


たくさん日光を浴びてしまった時には抗酸化作用のある食品や化粧品でケアしよう!

上にも書きましたが、近赤外線を浴びると活性酸素が作られます。
この活性酸素は、細胞内のDNAや周囲のたんぱく質を破壊し、細胞全体の機能低下を引き起こします。
なので近赤外線には抗酸化作用のある食品や化粧品を使うのもオススメです。

抗酸化作用のある食品

酸化を防ぐには、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、イソフラボンなどの栄養素を含むものが効果的です。

アボカド
抗酸化作用のあるビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ルチン・カロテノイドも含んでいます。

トマト
ビタミンEの100倍の抗酸化力と言われる『リコピン』を多く含むんでいます。加熱して食べると吸収率がアップ!

緑黄色野菜
ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜には豊富なβカロテンが含まれます。
Βカロテンは必要に応じてビタミンAに変化しますが、どちらも抗酸化作用の高いものです。

バナナ
抗酸化作用のあるβカロテン・ビタミンA・ビタミンE・ビタミンC・ポリフェノールなどが含まれています。

大豆製品
大豆は、脂質の酸化の原因である活性酸素を抑制する「サポニン」、強力な抗酸化力を持つ「イソフラボン」を含んでいます。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似たはたらきがあるので美肌効果も!

ベリー類
ブルーベリーなどのベリー類にはポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富に含まれています。

緑茶
ポリフェノールの一種、カテキンによる強力な抗酸化作用や美肌効果が期待できます。

ゴマ
抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、セサミンが含まれています。


抗酸化作用のあるアスタキサンチンや老化防止作用のあるコエンザイムQ10が含まれています。
他にも免疫力を高める効果や美白効果もあります。

抗酸化成分配合の化粧品

抗酸化作用に期待できる成分は、

  • アスタキサンチン
  • ビタミンC誘導体
  • フラーレン
  • プラセンタエキス
  • コエンザイムQ10
  • 白金ナノコロイド
  • ナイアシン

などがあります。
特に、フラーレンの抗酸化力は、ビタミンCの172倍!
他の抗酸化成分は自分が身代わりとなって酸化されることで活性酸素の働きを無害化しますが、フラーレンは活性酸素を吸着することで細胞が酸化されるのを防ぎます。そして吸着できる活性酸素の種類が多いのと、持続効果が11時間と長いのが特徴。
また抗酸化成分は、紫外線が強い時期は壊れやすいのですが、フラーレンは壊れず安定しているのも魅力です。
水溶性フラーレン(ラジカルスポンジ)と、脂溶性フラーレン(リポフラーレン)があり、既定値(1%)以上配合されている商品は、その証明としてフラーレンマークが表示されます。